2023.02.24

別れるべき価値観の違いとは?別れないほうが良いパターンと乗り越え方も解説

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マッチングアプリ研究部

こんにちは、マッチングアプリ研究編集部です。

付き合いたては良い面ばかりしか見えなかったのが、交際期間が長くなるにつれて相手の短所やお互いの合わない部分が見えてきます。

なかでも価値観の不一致は、別れるべきか考えてしまうほど大きな壁になりやすいです。

彼氏と一緒にいる時間は楽しいんだけど、結婚観が違いすぎて結婚してうまくいくのか不安…。
彼と考え方が真逆すぎてすぐ喧嘩になる。
価値観が違う人とうまく付き合う方法ってあるのかな?

この記事を読めば、別れた方が良い価値観の違いや乗り越える方法が理解できます。

彼氏とギクシャクする前に、どう向き合うと良い関係性が築けるのかを把握しましょう。

別れるべき?どういった価値観の違いがある?

価値観が違うと気持ちや考え方に共感できず、恋人と気持ちがすれ違うきっかけになってしまいやすいです。

別れるべきか悩むほど、恋愛・結婚には価値観の相性が重要だと感じている人は多くいます

はじめに、価値観ごとにどのような違いを感じるのか見てみましょう。

価値観(1)恋愛観

恋愛観とは、どのような恋愛を理想としているかという考え方です。

連絡やデートの頻度・好きなデート内容・愛情表現の仕方などが含まれます。

恋愛観が違うことによる影響

  • 自分はたくさん会いたいのに、彼は週1しかデートしてくれなくて淡白に感じる。
  • 遊園地や水族館のようなデートスポットに行きたいのに、彼氏はのんびりおうちデートが好き。退屈に感じてしまう。
  • たくさん好きと言い合いたいのに、彼氏は言葉で言われなくても感じ取ってほしいタイプ。言われなさすぎると、本当に好きだと思われてるのか不安になってつらい。

恋愛観が合わない相手だと幸せの感じ方が違うため、愛情を育みにくくなります

価値観(2)交友関係

交友関係の価値観の違いも、喧嘩の原因になりがちです。

交友関係の価値観が違うことによる影響

  • 彼女よりも友達を優先させられると悲しい。
  • 彼氏は男女問わず友達が多く、彼女がいても女友達と遊びに行くのが嫌。
  • 自分以外の女性と、電話やLINEをされると不安になる。

女性は彼氏ができると恋愛の時間に重きを置く傾向にありますが、男性は恋人と友達のどちらも同じくらい大切にする人が多いです。

なかには、異性の友達とも変わらず連絡を取ったり遊びに行ったりする人もいます。

交友関係の価値観が違うと、浮気のボーダーラインが異なるケースもあります

自分から見たら浮気と取れることを悪気なくされるので、喧嘩やすれ違いが生じるのも無理はありません。

価値観(3)金銭感覚

金銭感覚の違いは、お金の使い方や高いと感じる金額の程度が合わないことで生じます。

金銭感覚が違うことによる影響

  • 給料は全て使い果たしているのを見ると、計画性の無さに将来が不安。
  • 高いブランドものばかりを買っているのを見ると、結婚後も自分にお金をかけそうだと感じてしまう。
  • 私は将来困らないよう貯金をしたいタイプだけど、彼氏は今を楽しむためにお金を使いたいタイプ。考え方が違いすぎて結婚がイメージできない。

独身のうちは自分のお金は自由に使えるので、金銭感覚が違うことで喧嘩にはなりにくいです。

ただし結婚をイメージしたときに不安を感じやすくなるため、金銭感覚が違いすぎると別れの原因になります。

同棲しているカップルの場合では、一方が倹約的なのにもう一方が浪費家だと喧嘩になりやすいです。

価値観(4)ライフスタイル

同棲中のカップルがストレスなく付き合うには、ライフスタイルの相性も重要です。

ライフスタイルが違うことによる影響

  • 掃除機は部屋が汚れたらかければ良いと思うんだけど、彼氏に毎日かけてほしいと言われて負担に感じる。
  • 休日は早起きして出かけたいのに、彼氏はお昼近くまで起きない。休日が充実しない。
  • 食事の好みが合わず、自分の食べたいものが食べられない。

結婚すると毎日一緒に過ごすため、ライフスタイルが合うかどうかは居心地の良さにも影響を及ぼします

相手に合わせる比率が偏ると、不満が溜まってしまいがち。

同棲していないと見えない価値観の部分なので、結婚前にさりげなく聞き出して価値観が合うかイメージしてみましょう。

価値観(5)結婚観

結婚観とは、どのような結婚生活を送りたいかという価値観です。

結婚観が違うことによる影響

  • できればすぐ結婚したいが、相手に結婚願望がない。
  • 自分は子供が欲しいけれど、相手は子供を望んでいない。
  • 理想の家庭像が違うため、結婚に後悔しないか不安を感じる。
  • 両親との同居に対する考え方が違い、将来揉めそう。
  • 両親や親戚との理想の付き合い方が違うため、結婚後ストレスに感じそう。

女性は出産の関係もあり、良い人が見つかれば早めに結婚・出産を望む人は少なくありません。

お互いにイメージする結婚・出産のタイミングに差が大きいと、結婚をためらう原因になってしまいます。

また結婚後は、お互いの両親や親戚との付き合いが増えます。

必要最低限の付き合いを望む人もいれば、家族ぐるみで食事や旅行に行きたい人もいるでしょう。

あまりに理想とする結婚生活が違う場合、気疲れするリスクが高まってしまいます

価値観(6)育児観

育児観とは、どのように子育てをしていきたいかという価値観です。

𠮟り方や愛情の与え方など、様々な考え方が含まれます。

育児観が違うことによる影響

  • 彼氏は英才教育に力を入れたいタイプ。自分は子供がやりたいことをさせてあげたいタイプで、教育に対する考え方が真逆。
  • 自分は褒めて育てたいが、彼氏は厳しく育てたいタイプ。育児観が違うと、協力しながら子育てできるか不安。
  • 子供が小さいうちは専業主婦として子育てに専念したいが、彼氏は共働きを望んでいる
  • 子供が生まれたら家事・育児を協力してほしいが、彼氏は仕事が忙しいから協力は難しいと言っている

育児観が違うと、自分が育てたいように子供と関われずにストレスを感じます。

子供が小さいうちは24時間付きっきりでお世話をするため、体力的につらいものです。

とくはじめての子育ては不安が大きく、精神的にも疲弊しがち。

育児を協力し合える・大変な時期を支え合えると感じられないと、結婚・出産に対する不安が大きくなってしまいます。

価値観の違いで別れるべきパターンとは?

お互いの価値観を分かり合えない不満から気持ちがすれ違い、別れを考えてしまう人も多いです。

とはいえ、全ての価値観が合う人はなかなかいません。

では価値観の違いで別れたほうが良いのは、どのようなパターンなのかを見ていきましょう。

別れるべきパターン(1)譲れない部分の価値観が違う

結婚を考えた時に、譲れない価値観は何かを考えてみましょう。

1番重要とする部分を共感し合えないのは、結婚するうえで大きな壁になります。

それ以外の価値観が合うとしても、譲れない価値観が合わないとなると我慢を強いられる生活になる可能性が大きいです。

別れるべきパターン(2)愛情が冷めてしまい寄り添う気持ちになれない

価値観の違いを乗り越えるには、相手に対する愛情が原動力となります。

愛情が冷めている場合、相手に歩み寄れずに衝突してしまいやすいです。

相手の気持ちを考えながら向き合えないので、関係性が良くなる可能性は低いでしょう。

別れるべきパターン(3)価値観の違いに対して相手が歩み寄ろうとしない

自分の価値観ばかり主張し、歩み寄ろうとしてくれないのなら別れたほうが良いです。

交際中から自分の意見を通そうとするのなら、結婚後も歩み寄ってはくれないでしょう。

悪気なく相手に価値観を押し付けるとしたら、あなたの気持ちを考えていない証拠です。

価値観の違い以外でも衝突が絶えない生活になりやすいため、別れるべきパターンと言えますね。

焦って決断するのはNG!価値観の違いはあるけど別れないほうがいい場合もある

価値観が違うからといって、必ずしもうまくいかないわけではありません。

どのようなパターンの場合、乗り越えていける可能性が高いのか解説します。

別れないほうがいいパターン(1)譲れない価値観は合う

一緒に家庭を築くパートナーになるには、譲れない価値観が合う人を選びましょう。

思い描いている結婚生活が送りやすくなるため、パートナーとしての相性は良いといえます。

反対に最も重要視している部分が合わないと、ストレスは計り知れません。

全ての価値観が一致するのは難しいからこそ、譲れない部分の価値観が合う人は貴重ですよ。

別れないほうがいいパターン(2)好きな気持ちが強い

相手に対する好きな気持ちが強い場合も、別れないほうがいいケースです。

気持ちが強い状況で別れてしまうと、未練が残ってしまいます

「あのまま付き合ってたらうまくいってたのかな…」と後悔を感じ、次の恋愛に目を向けられなくなってしまいかねません。

好きな気持ちが強いなら、別れを決断する前に後述する乗り越え方を試してみましょう。

別れないほうがいいパターン(3)歩み寄ろうと話し合いができる

価値観が違うことだけに目を向けるのではなく、どこまでなら歩み寄れるかを考えられるかが重要です。

自分の価値観を伝えるのも大切ですが、相手の考え方を知ろうと耳を傾けることを忘れてはいけません。

感情的にならずに話し合いができるのなら、関係性を良くしていける可能性は大いにあります。

考え方が違う時に歩み寄ろうとし合える関係性があれば、結婚後のいろいろな問題も2人で乗り越えることができる良いパートナーになれますよ。

価値観の違いで別れたくない!価値観が合わない場合の乗り越え方


価値観が合わないけれど別れたくない気持ちが強い場合は、これから解説する乗り越え方を試してみましょう。

乗り越え方を実践してお互いの考え方を理解し合えると、信頼関係も深まって関係性がより良くなりますよ。

乗り越え方(1)価値観は違って当たり前だと考える

価値観は育った環境や経験から作られるため、価値観は一人一人違って当たり前です。

合わない価値観があるたびに別れてしまうと、結局誰と付き合ってもうまくいきません。

価値観が違うのは当たり前だということを前提に考えながら、分かり合えるか向き合ってみましょう。

乗り越え方(2)相手の価値観を知ろうとする

価値観が違うからといって目をそらしたり否定したりしてしまうと、気持ちはすれ違う一方です。

なぜそのような価値観なのか、考え方を聞いて相手の価値観を知ろうとすることが乗り越えるための第一歩です。

自分にない考え方を知ることは、見方を変えれば視野を広げるきっかけになります。

「そういう考え方もあるんだな」とお互いに理解し合えると、違う価値観も受け入れやすくなります

乗り越え方(3)歩み寄ろうとする気持ちを持つ

自分の価値観ばかりを主張していても、関係性は良くしていけません。

相手の価値観も大切にしながら、お互いに歩み寄ろうとする気持ちを持つことが重要です。

価値観が違う=合わないと考えるのではなく、歩み寄りながら二人の価値観を築き上げていきましょう

乗り越え方(4)お互いに歩み寄れない場合は妥協点を考える

お互いの価値観を理解しても、歩み寄れない部分もあるでしょう。

だからといってどちらかが我慢をして合わせてしまうと、フラストレーションが溜まっていってしまい良くありません。

どこまでなら許容範囲なのかを話し合って、妥協点を考えると良いです。

妥協点の例

  • 同棲中のカップルで自分は貯金したいのに彼氏は趣味にお金を費やしてしまう場合、月にいくらは貯金にまわし、いくらまで趣味にお金を使ってよいのかを決める。
  • 休日はデートしたいのに、彼氏は友達との時間も欲しいタイプ。月に友達と遊ぶのは何回までなら納得できるか伝える。

二人で納得できる妥協点が考えられると、価値観の違いによる喧嘩の頻度が少なくなりますよ。

まとめ

価値観が違うからといって向き合わずに別れてしまうと、別れた後に後悔してしまいかねません。

まずはお互いの価値観を話し、歩み寄れる部分を探してみましょう。

ただし譲れない部分の価値観が違う・愛情が冷めてしまった・相手が歩み寄ろうとしてくれない場合は、価値観の違いを乗り越えることが困難です。

価値観の違いで別れるべきか悩んだら、今回解説した別れるべきパターンと別れないほうがいいパターンを参考にしながら彼氏との交際を考えてみましょう。