2023.02.14

DV気質のある男性の実態!行動と性格の特徴から早めに見抜いて対処しよう

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マッチングアプリ研究部

こんにちは、マッチングアプリ研究編集部です。

DVとはドメスティック・バイオレンスの略称で、恋人や配偶者に対して暴力を振るうことを言います。

はじめは優しかったのに、付き合った途端に罵倒されたり物に八つ当たりされたりが日常茶飯事でどうすれば良いのか戸惑う……。
もしかしてこれってDV?

しかし易怒的(過剰に怒りやすいこと)な面だけでなく優しいときもあるので、怒らせてしまった自分にも非があると感じてしまい別れを躊躇する女性が多いです。

DVはエスカレートするケースが大半なので、身に危害が及ぶ前に対処することが大切です。

この記事で解説するDV男の特徴をチェックし、彼が当てはまる場合には対処法を実践してくださいね。

一緒にいるのは危険?DV気質な男性の実態とは

彼氏や片思い中の男性にDV気質な男性の特徴がないかチェックすることで、事前に被害を回避できます。

DV気質な男性の特徴

  • 肉体・精神的な暴力をふるう
  • 家庭にお金を入れない
  • 相手が拒否しているのに性的行為を求める
  • 女性を支配して逃げられないようにする

DV気質の彼から逃れられずに結婚してしまうと、24時間一緒に生活を共にしなければなりません。

実は、DV気質な男性の特徴は離婚の理由上位に該当していることが統計上明らかです。

平成29年度の司法統計によると、女性が離婚を決めた原因として多いのは以下の通りです。

  • 第1位:性格の不一致
  • 第2位:生活費を渡さない
  • 第3位:精神的な虐待
  • 第4位:暴力をふるう
  • 第5位:異性関係

(参考:司法統計

DV気質の男性と結婚しても、幸せになれない可能性が高いことが伺えますね。

まずは具体的にどのような被害を受けるのか、DV気質の男性の実態から見ていきましょう。

実態(1)肉体・精神的な暴力をふるう

DV気質の男性は殴る・蹴るだけではなく、罵倒する・否定するといった精神的な暴力をふるうのも特徴です。

何かにつけて相手に非があると責め立て、ひどい時はためらいなく暴力をふるいます

「理解しない君が悪い!」「どうして分からないの!?」が口癖。

はじめは軽くたたくような暴力でも、あざができたり骨折するほどの暴力にエスカレートするケースも多いので注意しましょう。

実態(2)家庭にお金を入れない

DV気質の男性と同棲すると生活費を入れないばかりか、女性の給料までも奪って管理しようとします。

生活費をもらえないため、生活に対する不安が高まったり友達に会えなかったりと社会から孤立していきます。

  • 満足に食べられない
  • 具合が悪くなっても病院に行けない
  • 交通機関を利用できない
  • 友達と遊べない
  • 新しい洋服が買えない

暴力をふるわれて怪我をしても、病院に行けないため第3者からDV被害にあっているのを発見してもらえません

またお金を制限することで、外に出られないようにするのも家庭にお金を入れない目的の1つです。

実態(3)相手が拒否しているのに性的行為を求める

DV気質の男性の特徴として余り知られていないのが、性的行為の強制です。

たとえ彼女が避妊したいと思ったとしても、女性の意見を受け入れない男性もいるので妊娠してしまったケースもあります。

妊娠してしまうと簡単には別れられなくなるため、自分から離れていかないように支配しようとするDV男もいることをよく理解しておきましょう。

実態(4)女性を支配して逃げられないようにする

毎日何回も言葉や行動による暴力を受けていると、気づかないうちに自分が悪いように感じてしまい洗脳されていきます。

「彼が怒っているのは愛情が深いから……。」「彼の理想通りになれない自分が悪い」と、DV自体が悪いと思えなくなっていってしまうのです。

たとえ逃げ出したとしても、見つかったあとの仕打ちを考えると怖くて行動できないと女性の心を支配していきます。

恐怖を与え、自分以外の人から孤立させて女性を支配しようとするのがDV男の怖いところです。

DV気質な男性は事前に見分けられる!DV気質な男性の特徴

付き合う前は優しく暴力や暴言をはくことはないため、DV気質かどうかを見極めるのは難しいと感じている人も多いでしょう。

ですがDV気質の男性には共通する性格傾向があるため、あらかじめ把握しておけば見抜くことは不可能ではありません

DV気質な男性の性格傾向

  • 沸点が低くカッとなりやすい
  • プライドが高い
  • 束縛が強い
  • 物にあたる
  • 人の行動や考えを否定することが多い

交際前に該当する部分がないかチェックするのも、事前に被害を回避するためには有効ですよ。

特徴(1)沸点が低くカッとなりやすい

DV気質の男性は怒りの沸点が異様に低く、感情を抑えることができないのが特徴です。

さっきまで楽しく笑っていたのに、気に触ることがあった途端にカッとなります。

瞬間湯沸かし器という言葉がぴったりなくらい、急に感情を爆発させます。

お店の店員さんの対応が気に入らない時や気に障る運転をしてきた相手に対して、罵倒するような様子がある場合はDV気質がある可能性大です。

特徴(2)プライドが高い

DV気質の男性は、自分の考えに100%の自信を持っています。

基本的に女性を下に見ており、自分のほうが優れていると思っているプライドが高い人間なのです。

そのため彼女が関係性を良くしようと思って言った意見だとしても、自分より格下の人から主張されたと感じて怒り出します。

男性と話しているときに彼とは違う意見を言った直後に、不機嫌になるとしたらプライドが高いと思って間違いないでしょう。

特徴(3)束縛が強い

DV気質の男性は束縛が強く、彼女のあらゆる行動を制限しようとします。

  • LINEのチェック
  • 電話履歴のチェック
  • 他の男性と話してはいけない
  • 彼氏からのLINEはすぐに返さなければいけない

DV男は自分に自信があるように見える反面、いつか彼女が離れていってしまうのではないかと内心は不安でいっぱいです。

彼女が友達といる時でも彼氏からのLINEに即レスしなければ、「男と会ってるんだろ!」と被害妄想に陥り、怒りを爆発させてしまうほど束縛が強いです。

デート中に何気なく違う男性に視線を移した瞬間に顔色が変わるとしたら、嫉妬心が強い可能性が高いので警戒しましょう。

特徴(4)物にあたる

DV気質の男性は、やり場のない怒りを物にぶつけます。

  • ドアを蹴り飛ばして壊す
  • 壁に穴をあける
  • 携帯・皿・机・リモコンなど身近にある物を投げつける
  • 窓を割る
  • バットを床に打ち付けて壊す

上記のように、なりふり構わず物がボロボロになるまで暴れ出します。

投げた物があたって大怪我になるかもしれないとは考えず、自分の感情に従って気のすむまで物に当たり散らすのは典型的なDV男の特徴です。

DV男は喧嘩っ早い人が多いので、荒れた思春期を過ごしてきています。過去の話しを聞いて、暴力性の高さを予測しましょう。

特徴(5)人の行動や考えを否定することが多い

DV気質の男性は、自分以外の人の考えや言動に否定的です。

他人を見下しているため、誰かが褒められていたとしても「それくらいのこと、自分もできる」と冷めた目で見ます。

相手の考えにはなから否定的なので、交際したとしても女性に歩み寄ろうとはしません。

デート中に、彼の前で共通の友達を褒めてみましょう。
もしも褒めた相手を否定したり鼻で笑ったり素直に共感できなかったりする場合は、DV男の可能性がありますよ。

DV気質な男性に悩んでいる世間の声

DV気質の男性との交際で、「身の危険を感じた」「精神的に病んでしまった」という女性は多くいます。

DVがいつかはおさまると信じて過ごしてしまうと、命の危険を感じるほどエスカレートしてしまったケースもあるので重く考えて対処することが重要です。

基本的に怒るのは彼女に非があるからという考え方なので、暴力をふるってもそれが悪いとは思っていません。

話し合おうとしたところで、話しが通じる相手ではないのです。

はじめは暴言や肩パンチだとしても、そこで終わりではないのがDV男の恐ろしさ。

日に日にDVがエスカレートし、刃物を持ちだす・首を絞めるなどの命に危険が及ぶほどの被害に遭った女性もいます。

暴力で言い聞かせようとする男性と1対1で解決するのは困難なので、安全に離れるためには警察やDV支援センターに協力してもらう必要があります。

逃げたり誰かに相談したりしたのがバレると報復が怖いと感じてしまいがちですが、DV被害から逃れるのが遅くなるとトラウマやうつになって人生を変えてしまう恐れがあります。

DV男と別れるのにも苦労はしますが、一番つらい・苦しい思いを感じるのはDV被害に遭っている今です。

別れる強い意志と忍耐を持って、自由や楽しさを感じれる日常を取り戻しましょう

いますぐ逃げる!DV気質な男性に対する対処法

DV被害に遭ったら、エスカレートする前に一刻も早く男性と離れることが重要です。

しかし精神的に支配されてしまうと、逃れることができない女性が多いのが現状。

どのような対処をすれば安全に離れられるのかを把握し、できるところからはじめてみましょう。
説してください。

対処法(1)警察署や交番に逃げる

肉体的暴力をされたら、見過ごさずに警察署や交番に逃げましょう。

男性の優しい一面を信じていても、DV被害はひどくなる一方です。

本当の優しさがあるとしたら、そもそも女性に暴力はふるいません

被害内容を細かく話すと、危険を理解して厳重な対応をしてくれます。
いつ・どのようなことをされたのか、記録しておくと良いですよ。

対処法(2)友人や両親などに危険な状態であることを連絡する

警察に相談したのが見つかることを恐れ、相談する勇気がでない人もいるでしょう。

その場合は、友人や両親など身近な人に助けを求めましょう。

DVを受けるのは苦しいけれど別れを決断できない人も、第三者の意見を聞いて目が覚めるケースも多いです。

身近な人から警察に伝えてもらうのも手ですよ。

対処法(3)DV被害の相談窓口に連絡をする

DV被害の相談窓口なら、空いた時間に電話で相談できます。

個々の状況に応じて協力が得られる機関を紹介してもらえるため、やるべきことの道筋が見えてきますよ。

シェルターの紹介や手続き方法、警察や弁護士への相談の仕方などDVから逃れるための支援をしてくれます。

  • DV相談ナビ
  • DV相談プラス
  • 配偶者暴力相談支援センター
DVに関する知識が豊富な専門機関なので、的確なアドバイスがもらえますよ。

対処法(4)DVシェルターに避難する

重いDV被害を受けている人は、DVシェルターに避難しましょう。

DVシェルターはDV被害者を一時的に保護する施設で、インターネットで調べても所在地がわからないようになっています。

子供と一緒に入居でき、無料で利用できるので生活費をもらえない経済的DVを受けている人でも安心して生活できますよ。

短期間の利用が基本ですが、退居すると危険性が高い場合には延長可能です。

対処法(5)自分の連絡先は変更して居場所を教えないようにする

DV男から逃げるなら、可能な限り居場所を特定される恐れのあるものを変更して関係性を断ちましょう。

  • 携帯番号を変更する
  • 引っ越しをする
  • 職場の店舗を移動する・または転職する
  • DV男と繋がりのある友人との関係を絶つ

DV男は粘着気質なので、例え別れたあとでも安心はできません

自宅に待ち伏せして復縁を持ち出す可能性もあり、断ると暴力をふるうことで言いなりにさせようとしてくる可能性があります。

引っ越しや職場の店舗移動・転職など、可能な限り居場所を隠す行動をしましょう。

催涙スプレーや防犯ブザーなどの護身用グッズを持ち歩くようにすると、いざという時に役立ちます。

対処法(6)自己肯定感を高めて同じ恋愛を繰り返さないようにする

DV男はこりごりなのに、気づいたら次の彼氏もDV気質の男性だったという女性は多いです。

知らず知らずのうちにDV男と恋愛を繰り返してしまう女性は、自分に自信がない性格傾向にあります。

喧嘩すると嫌われたくない気持ちから自分に非が無くても悪かったとすぐに謝ってしまいやすく、彼氏の思い通りに扱われても反論できません。

自己肯定感を高めて自信をつけると、「自分のことを大切にしてくれない男性とは別れよう」と自然と思えるようになっていきますよ。

DV被害でより自尊心が傷つけられているため、自分磨きをして自信を高めて同じような恋愛を繰り返すことに終止符を打ちましょう。

まとめ

DV気質の男性は、彼女になった途端に女性を所有物のように自分勝手に扱います。

相手を怒らせないようにと彼女側が行動したところで、DV男の感情が安定することはありません。

1対1で話をしても逆上するリスクが高いため、身に危険が及ぶ前に周囲に助けを求めることが大切です。