2022.11.29

マッチングアプリにいる要注意人物を男女別で解説|5つの特徴チェックリストで徹底回避!

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マッチングアプリ研究編集部

『マッチングアプリ研究』の編集部です。編集部メンバーはマッチングアプリに精通したブロガーです。

時代とともに、マッチングアプリはどんどん一般的な出会い方として広がっています。より安心・安全に使える環境のマッチングアプリも増え、「使ってみようかな?」と思っている方も多いのではないでしょうか。

しかし安心・安全なマッチングアプリが増えたからこそ、「要注意人物」が目立つようになってきています。裏を返せば、マッチングアプリの要注意人物は”見分けやすい時代”になったとも言えるのです。

そこで本記事では、「マッチングアプリにいる要注意人物」を男女別に解説し、「5つの特徴チェックリスト」を整理してまとめていきます。マッチングアプリ登録前に一読しておくだけで、安全に楽しめる準備が完ぺきに整う内容です!

要注意人物がいないマッチングアプリはない!?回避策を知れば安全に使える

まずはこれからマッチングアプリデビューをしようと考えている方に知っておいてもらいたいのですが、「要注意人物が存在しないマッチングアプリ」はありません。もちろん『ペアーズ』や『Omiai』、『タップル』など、登録者数が500万人~2000万人規模の大手は、どこも安全対策を徹底しています。

以下は、大手マッチングアプリがおこなっている安全対策の一部です。

  • 運営による24時間365日の監視体制
  • ユーザーブロック、運営への通報機能
  • 月額課金制の仕組み(女性は無料の場合が多い)

大手が大手になるまでに成長できている理由は、何よりもユーザーからの信頼を重ねてきた実績にあります。SNSの普及により、よくも悪くも口コミが広がる時代のため、優良マッチングアプリが「サクラ」を雇うケースはまずありません。

サクラを雇っている口コミが一度でも広がれば企業イメージがダウンし、登録者数が減り、運営上のメリットがないからです。サクラがいない状況のほうが「実際に出会えたカップル」が増え、ユーザーからの信頼度はどんどん上がっていきます。

要注意人物「0人」は極めて困難

このように大手優良マッチングアプリは「良い循環」を作れているのですが、一方で要注意人物の完全排除はむずかしいのが現実です。たとえ公的身分証明書による年齢確認を必須にしたり、目視による監視体制を徹底させたりしても、要注意人物はもぐりこみます。

しかし冒頭でお伝えしたとおり、マッチングアプリの安全性が高まっている時代だからこそ、要注意人物は悪目立ちしてくれます。要注意人物には、じつはとても分かりやすい特徴があり、初心者さんでも簡単に回避できるのです。

・変な人に引っかかったらどうしよう……
・マッチングアプリは、リスクが大きいかもしれない……

と不安を感じて踏み出せない方もきっと多いですよね。しかしマッチングアプリは、必要以上に怖がらなくて大丈夫。

使う前に要注意人物の特徴を知識として身につけ、回避先を心得ておけば、真剣な出会いを純粋に楽しめる場所です。ぜひ、ここから解説していく内容を確認して、良い出会いを見つけていきましょう!

また、今回はマッチングアプリの要注意人物を男女別にまとめますが、男女共通する例も多く、かならずしも「男だけ」「女だけ」とは限りません。その点を頭に置いたうえで、参考にしてくださいね。

マッチングアプリにいる男の要注意人物とは

ここからはマッチングアプリに潜む「男の要注意人物」をお伝えしていきます。どんなタイプの要注意人物がいるのかを知っておきましょう。

ヤリモク既婚者

体目的の「ヤリモク」や「既婚者」は、真剣な出会いを求めている女性にとって要注意人物です。ここでまずおさえて欲しいのですが、マッチングアプリは、大きく以下3つのジャンルに分けられます。

  • デート系マッチングアプリ
  • 恋活・友活系マッチングアプリ
  • 婚活系マッチングアプリ

上記したなかでも独身証明書の提出ができるマッチングアプリは「婚活系」です。「デート系」「恋活・友活」などのマッチングアプリも、ルール上は既婚者禁止としているものの、独身と偽っての登録はそれほど難しくありません。

より真剣度の高い出会いを求めている方は、婚活系マッチングアプリを選ぶのがおすすめ。既婚者・ヤリモクはお金をかけてまでの活動はしません。

また、婚活系は男女ともに利用料金がかかるケースが多いですが、だからこそ遊び目的のユーザーが少なく、真剣な出会いを求める層だけが集まります。

モラハラ・デートDV

マッチングアプリはより多くの異性と出会い、気軽なデートを重ねられるのも魅力のひとつ。しかしメッセージのやり取りだけでは、見抜けない人間性も当然あります。

モラハラやデートDV系の男は、表面上はやさしく、一般常識も身につけているように見えるかもしれません。メッセージで良い印象を感じても、1回目のデートで「店員さんに対する態度が高圧的」だったり、あなたの見た目や体型、学歴などをバカにしたりなどの傾向がある男は、要注意人物として逃げるのが得策です。

モラハラ・デートDVをする男は、独占欲が強く、束縛もしてきます。「せっかくの出会いだし」「見た目がいい」などの理由でそのまま関係を構築するには、メンタルにダメージを食らう・ストーカー化するなど、リスクが大きすぎます。

「なんか変だな」という直感は意外と正しいので、1回目のデートでおかしさを感じたらすぐに離れるようにしてくださいね!

投資・副業勧誘

投資や副業、ネットワークビジネスなども、マッチングアプリで年々増えている要注意人物です。「自分はぜったいに大丈夫」と考えてはいけません。

最初から儲け話を出されれば見抜けるかもしれませんが、悪質度が高くなると、ある程度仲良くなって関係が築けた段階で誘導してきます。

「結婚」の話が出たタイミングで「今こういう仕事をしていて、人生が充実している。君も一緒にやって欲しい」などと言われるケースも。

この場合、すでに相手を好きになっている・信頼関係が築けている状況のため、もともと警戒心が強い人でも簡単に騙されてしまいます。特定の商品の話題を出されたり(マルチ商法)、よく分からない高額セミナーに誘われたりしたら、どれだけ気持ちが大きくなっていたとしてもすぐに離れてください。

マッチングアプリにいる女の要注意人物とは

つづいては、マッチングアプリにいる女の要注意人物について解説していきます。

援デリ系の業者

男性がとくに気を付けるべき要注意人物の代表格は、「援デリ業者」です。援デリとは違法性の高い裏風俗を指し、その実態は売春組織にほかなりません。

援デリ業者が客をつかまえる場として、マッチングアプリが利用されるケースが多く、言葉たくみに誘ってきます。実際にメッセージを送っているのは女性ではなく、「打ち子」と呼ばれる援デリ業者スタッフです。

「風俗を利用するより安い」「お互いが合意のうえならいいんじゃない?」と思う人もいるかもしれません。しかし援デリ業者で派遣されてくる女性のなかには、18歳未満もいます。

警察が取り締まりをはかれば、利用したあなたも捕まる可能性大。また、性病を移されたり、美人局のようにあとから大金を要求されたりする事例も発生しています。

性的なサービスを提案してくる女性は「援デリ業者」と考えて間違いありませんので、甘い言葉には乗らないようにしてくださいね。

ぼったくりバー(美人局)

 

実際に対面し、ぼったくりバーへ連れていくタイプの要注意人物もいます。ぼったくりバーでは客を連れて行った女性にキックバックを与えるため、マッチングアプリを客引きの場として利用されてしまうのです。

ぼったくりバーに引き込む女の場合、初回デートの場所決めのときに「行きたいお店がある」と、男性に選ぶ余地を与えません。とくに新宿歌舞伎町で店を指定された場合には、ぼったくり系の要注意人物である可能性が高いです。

しかし援デリ業者と比べると見抜くのがむずかしく、会計時にようやく気づくケースもあります。これを回避するためには、誘われた店のHPや口コミを確認してみるのが有効です。

地図上に表示されない・口コミが1件もない・HPやSNSの情報がない、こうした場合には女性と会わないほうが賢明です!

タダ飯・食い逃げ常習犯

援デリやぼったくりバーなどとは少し異なるタイプの要注意人物として、「タダ飯食らい」や「食い逃げ常習犯」がいます。本来は、いくら男性が奢るシチュエーションであっても、たとえ気に入らない相手であっても、食事が終わるまでは一緒に過ごすのが一般的なマナーですよね。

食い逃げ常習犯の要注意人物は、食事中にトイレに立ち、そのまま帰ります。彼女たちの目的はあくまでも「タダ飯」のため、その後のコミュニケーションは面倒なだけなのです。

もちろん食い逃げといっても、お店側は支払いが誰であろうが問題がないため、事件としては成立しません。タダ飯を食わせ、その後はブロックされて終わるだけです。

このタイプの要注意人物は犯罪要素こそあまり無いものの、メンタルにダメージを与えてきます。また、事前に見分けるのもむずかしいタイプです。

出会い系サイト誘導詐欺

マッチングアプリで出会い系サイトに誘導する要注意人物は男女ともに存在しますが、男性のほうが狙われやすいです。まず覚えておいてもらいたいのが、「別サイトへの誘導」は100%詐欺である点。

誘導からのメジャーな詐欺手法は「ワンクリック詐欺」ですが、出会い系サイトへ誘導された場合、女性とのやり取りが続くケースもあります。この場合、女性は完全なサクラで「男性とメッセージ1通〇円」などの仕組みが多いです。

やり取り自体は続いていくため、うっかりハマってしまう男性被害者があとを絶ちません。しかしいくら長く楽しいやり取りが続いても、その女性と会える可能性はゼロ!別サイトへの誘導にはぜったいに乗らないようにして、詐欺を回避してください。

マッチングアプリ要注意人物5つの特徴チェックリスト

ここからは、マッチングアプリで要注意人物を見分けるための「5つの特徴」を解説します。チェックリストとして活用し、要注意人物とは関わらないようにしましょう!

チェックポイント 特徴 要注意タイプ
写真
  • 芸能人並みのルックス
  • お金持ちアピール
  • 業者
  • 投資・副業系
自己紹介文
  • 夢や希望を語る
  • 投資・成功などのワード
  • 不自然な日本語
  • 業者
  • 投資・副業系
メッセージ
  • 金銭やり取りの提案
  • LINEを聞き出す
  • マウントを取る
  • 業者・売春目的
  • モラハラ
  • ヤリモク
会うタイミング
  • すぐ会いたがる
  • 夜しか会えない
  • ヤリモク
  • 既婚者
  • ぼったくり
外部サイトへの誘導
  • URLを送ってくる
  • 業者

以下、それぞれのチェックポイントを詳しく見ていきます。

(1)写真

要注意人物を見分ける最初の特徴は、「写真」にあります。

  • モデルや芸能人レベルのルックスをしている
  • 過度な加工・スタンプで大げさに顔を隠している
  • リムジンや豪遊しているシチュエーションの写真
  • 顔が分かる写真が1枚しか掲載されていない

「なんだか芸能人みたいだな」と思う写真は、だいたい業者です。とくに援デリ・出会い系誘導系の要注意人物は、1枚の写真を使いまわします。そのためハッキリと顔が分かる写真が1枚しか掲載されておらず、かつ可愛すぎる人物だった場合には、避けるのが得策です。

また、リムジンやナイトプールなどで豪遊している姿を掲載しているアカウントは、投資・副業系の要注意人物である可能性大。彼らは”インフルエンサー風”にふるまい、キラキラした世界観を作ります。

どのタイプの要注意人物でも、拾い画を使っているケースも多いです。そのため怪しく感じる写真に行きあったら、Googleの画像検索をかけてみるのもおすすめです。

(2)自己紹介文

「自己紹介文」も、要注意人物の特徴がよく表れるポイントです。

  • 「どん底から年収〇〇万円へ!」「SNSの副業で成功」などの成金アピール
  • 「副業」「投資」「ビジネス」などのキーワードが入っている
  • 短く、内容のない自己紹介文

要注意人物の自己紹介文は、無駄に長いか短いかのどちらかです。投資・副業系の要注意人物の場合には、やたら長い自己紹介文のなかにお金やビジネスに関するキーワードが散りばめられています。

一方で、援デリや出会い系サイト詐欺系の要注意人物は、自己紹介文が短くなる傾向が強いです。彼らは数を打っていくタイプのため、文章で人を惹きつけようとはしません。

真剣に利用しているユーザーの自己紹介文は、「趣味」や「登録した目的」などが丁寧に書かれ、違和感はまったくないはずです。要注意人物の自己紹介文にはかならず違和感がありますので、すぐに分かります。

(3)メッセージ

「メッセージ」は、要注意人物が本気を出して釣りにかかってくるタイミングです。

  • 「1回〇円」などお金の話をしてくる
  • すぐにLINEを聞き出そうとする
  • 「突然ですが……」から始まる脈略のない会話
  • そもそも会話が噛み合わない
  • マウントを取ってくる(モラハラ気質を感じるやり取り)

援デリにしろ副業詐欺にしろ、要注意人物は無駄なやり取りを嫌います。そのため最初のメッセージで、前置きもなく本題に入るのが特徴です。

援デリ系の要注意人物は、最初から「1回〇円でどうですか?」「大人の関係を希望しています♡」など、比較的ストレートな営業をかけてきます。もしくはすぐにLINEを聞き出そうとしたり、カカオと呼ばれる通話アプリに誘導したりするケースも多いです。

「突然ですが……」から始まるのは、副業系の要注意人物と考えてください。そのあとに続くのは「今の人生に満足してますか?」や「本当に信頼できる人がセミナーをやっていて、特別に紹介できます」などの言葉です。

出会い系のサクラは、一度に複数人とやり取りをしたり、定型文を機械的に送ったりするパターンもあります。会話が噛み合わない、質問に答えてくれないなどの場合には、サクラを疑いましょう。

また、メッセージのやり取り内であなたの仕事やライフスタイルを馬鹿にするような発言があったら、マウント系・モラハラ系の要注意人物です。感情の起伏が激しいなど、不安定になりがちな特徴もあります。

(4)会うタイミング

まじめに利用しているユーザーは、2週間~1ヶ月程度はメッセージや電話でのやり取りをしてから会うのが一般的です。メッセージのやり取りをしてすぐに会いたがるのは、「ヤリモク」「既婚者」系の要注意人物に当てはまる特徴。

彼らが求めているのは真剣な出会いではないため、あなたの人間性や趣味などどうでもいいのです。既婚者の場合には、すぐ会いたがる・夜しか会えないに加えて「土日は無理」も入ります。

お互いが納得しているうえで大人の関係を築くのは自由ですが、相手が既婚者となれば話は別ですよね。メンタルにダメージをくらうだけではなく、裁判沙汰や慰謝料請求など、泥沼化するリスクがあります。

既婚者かどうかを完全に見抜くのはほぼ不可能ですが、身バレ防止のため、顔写真を載せない(もしくは隠す)タイプが多いです。既婚者回避のためにも、ハッキリと顔が分かる写真を掲載しているユーザーを選びましょう。

(5)外部サイトへの誘導

先ほども触れましたが、「外部サイトへの誘導」が出た時点で、要注意人物確定です。送られてくるURLやQRコードはぜったいにタップせず、そのままブロックしてください。

悪質な出会い系サイトにつながるほか、リンク先に飛んだだけで個人情報が盗まれるリスクもあります。以下、よくある誘い文句をチェックしておきましょう。

  • ここのマッチングアプリはあまり使わないから、こっち(URL)の方が連絡しやすい
  • ここのフォルダ(URL)に写真いっぱい載せてるから見てね!

比較的簡単に見抜けるのですが、最近はこうみょうな仕掛け方でリンクをタップさせようとしてくる例も多いです。とくにマッチングアプリ初心者さんは、うっかりタップしてしまわないように注意してくださいね。

さまざまなタイプがいる要注意人物ですが、なかでも「業者」は金銭的な被害が起きやすく、大きなトラブルになりかねません。いかなる理由であっても、「外部サイトはすべて悪質」と覚えておいてください。

マッチングアプリで要注意人物に気づいた場合の対処法

では、マッチングアプリで要注意人物と気づいた場合、どのような対処を取るのが正しいのでしょうか?マッチングアプリでの要注意人物は「会わない」「クリックしない」の徹底さえすれば、実被害にはおよびません。落ち着いて対処していきましょう。

無視してブロック

「この人はなんか変だな」と感じた時点で、メッセージはすべてブロックしてOK。慣れないうちは、

もしかしたら普通の人かもしれないし、あまり失礼なことをするのも……

と躊躇してしまうかもしれませんが、その必要はまったくありません!

余計な情をかけてメッセージを続けると、そのあと誘いを断ったりブロックしたりする流れになった場合に逆上されるリスクが生まれます。

アプリ内のプロフィールをスクショで晒される・個人情報を探られるなど、しつこく付きまとってくるタイプも存在しますので、早いうちに見切りをつけるのがベストな対処法なんです。

なにより、マッチングアプリで要注意人物とのやり取りは、時間の無駄にしかなりません。「もしかしたら良い人かも?」などと考える必要すらありません。

マッチングアプリに関しては、要注意人物と思われてしまうほうが悪いです。

運営に通報

ヤリモクや既婚者、その他業者など、ほかのユーザーにも被害が及びそうな要注意人物は、運営に通報してください。

優良なマッチングアプリであれば、スタッフがやり取りや経緯など事実関係を確認し、強制退会処理をおこなう仕組みが整っています。

ただし、通報するのは「明らかな規約違反」な場合に限ります。

  • 既婚者
  • 勧誘行為
  • 体の関係を求めてくる
  • 援助交際・売春行為のあっせん
  • 卑猥な言動、誹謗中傷

細かい規約はマッチングアプリによって異なりますが、上記した内容は、たいていの大手マッチングアプリが規約に記載している違反行為です。

規約違反がない状態で通報すると、あなたのほうがペナルティを受ける可能性があります。「なんとなく嫌」など、感情や直感だけで要注意人物だとおもった場合には、通報はせず静かにブロックだけしておきましょう。

また、運営が関与するのはあくまでも「アプリ内で発生した出来事」に対してのみです。デート中のトラブルは管轄外となりますので、メッセージの段階で見抜けるようになりましょう!

マッチングアプリを安全に使うための重要事項

ここまでは「マッチングアプリの要注意人物」について、特徴や見分け方などを詳しく解説してきました。

ここからは、これからマッチングアプリデビューをしたいと考えている方に向けて、安全に使うための3つの重要事項をお伝えしていきます。

大手優良マッチングアプリを選ぶ

タップル公式画像

マッチングアプリ市場は年々拡大し、消費者庁によるデータでは「2026年には1,657億円になる」と予測されているほど。

今や激戦状態であるマッチングアプリ業界ですが、ユーザー視点では「どこがいいのか分からない……」と、選びにくさも感じます。

そこで、これからマッチングアプリデビューをする方におすすめしたい選び方のひとつが、「大手優良」です。冒頭にてお伝えしたとおり、大手マッチングアプリは安全対策を徹底しているのが大きな強み。

現時点で「大手優良」と言えるマッチングアプリには、以下があります。

上記したマッチングアプリは運営の規模が大きく、安全対策にかける予算も潤沢なため、要注意人物の排除技術が高いです。

登録時に身分証明書による本人確認が必要など、ユーザーの管理方法も整っています。

どんな相手でも最初から個人情報は教えない

マッチングアプリでは、相手がどれほど好印象であっても、最初から個人情報を教えてはいけません。要注意人物は「良い人そう」なふるまいが得意です。

とくに女性に対しての詐欺、ヤリモクで利用している人物は、「自分がどうふるまえば信頼を得られるか」をしっかりと理解しています。

相手を納得させる話し方も上手なため、違和感なく個人情報を引き出そうとしてくるので注意してください。1回目のデートの約束をするまでは、LINEや電話番号の交換は不要なはずです。

「通っている学校」「職場」なども、何度も会って本当に信頼関係を築けるまで教えなくていい情報です。

写真を見せて!も要注意

また、これもよくあるパターンとして知っておいてもらいたいのですが、「雰囲気を知りたいから」といってあなたの顔写真を要求してくることもあります。要注意人物に写真が渡ってしまうと、悪用のリスクがあるのは言うまでもありませんよね。

もちろん、顔合わせをスムーズにするなど、写真を送るメリットもあります。「ペアーズ」「Omiai」「タップル」などは、不特定多数に写真を見られないようにするプライベートモードもありますので、写真を有効活用したい方はぜひこうしたアプリを選ぶのもおすすめです。

1回目のデートではよく観察する(車には乗らない!)

マッチングアプリでの出会いは「本当に会うまではどんな人か分からない」を前提に利用するのが基本です。詐欺や既婚者、投資系の要注意人物は、メッセージのやり取りでは本性を現わさないケースが多くあります。

1回目のデートは楽しさと緊張で冷静になりにくいですが、だからこそ一歩引いた視点を持ち、相手をよく観察してください。

  • ビジネスに誘うような話を出してこないか
  • マウントを取ってくるなどモラハラ気質はないか
  • すぐに身体の関係を持とうとしてこないか

また、1回目のデートでは「車に乗らない」「自宅最寄りにはしない」も、自分を守る大事なルールとして覚えておきましょう。1回目で要注意人物と思っても、何事もなく離れられればいいのですが、粘着質なタイプになったりストーカー化されたりするリスクもあります。

1回目のデートは、自宅から3~4駅程度ある距離を選び、車にはぜったいに乗らないでください。

マッチングアプリの要注意人物は5ch(2ch)で分かる?

5ch(2ch)や各SNSは口コミ探しの場として使う人が多いですが、特定の要注意人物まで見つけるのはほぼ不可能!ネットでの口コミを利用するときのポイントとして、おさえておきましょう。

要注意人物は晒し対策をしているので分からない

マッチングアプリの要注意人物を5ch(2ch)で検索する人もいるようですが、結論を言うとあまり意味はありません。なぜなら業者・勧誘系の要注意人物は「晒し対策」を徹底しているからです。

本名は使わず、写真も拾い画もしくは加工を利用しているため、5chに名前が挙がるころには違う名前で登録しなおしています。Twitterには画像つきで要注意人物を晒しているアカウントもありますが、こちらも信ぴょう性はさほど高くないでしょう。

また、画像つき・本人特定での晒しは、誹謗中傷とみなされるリスクがありますので、おすすめしません。アプリ内で要注意人物に出会ってしまったら、晒さずに運営へ通報しておくだけで十分です。

※詐欺・暴行など実被害に遭った場合にも、SNSに晒すのではなくまずは警察や弁護士へ相談しましょう。

5chやTwitterは口コミ検索に使える

5ch(2ch)での要注意人物検索は当てになりませんが、アプリごとのスレッドが立っているため、口コミとしては参考になります。Twitterも同様で、気になるアプリの名前を検索すれば、たくさんのリアルな体験談が出てきます。

「このマッチングアプリで結婚した」などの報告も多いので、モチベーションも高まります。SNSの口コミは特定の要注意人物を探すために使うのではなく、アプリ全体としての傾向・上手に使うコツなどを知るために活用していきましょう。

まとめ

マッチングアプリに「100%安全」はありません。どれだけ運営が優秀でも、要注意人物はかならず紛れ込みます。

しかし記事内でお伝えしてきたとおり、要注意人物は”悪目立ち”をしてくれるケースが多いです。当てはまる特徴がないかチェックするとともに、「なんかこの人おかしいかも?」の直感も大切にしてください。

そうすれば、要注意人物と出会っても、トラブル前に回避して安全な利用が続けられます。